専門外来 - 女性外来
北足立生協診療所では、女性が生き生きと健康に生活をするお手伝いをしたいと考えております。
人生に寄り添い、その人らしさを大切にするのが家庭医の専門性。
そんな、「家庭医による女性外来」を行っています。
低用量ピル処方(OC:※自由診療/LEP:※保険診療)
低用量ピルは、避妊だけでなく生理周期の調整のためや、生理痛・生理前のむくみやイライラ(月経前症候群:PMS)など、生理に伴う様々な症状を軽くする効果も期待することができます。
低用量ピルには「避妊」のために服用するピル(OC(保険適用外:自由診療))と月経困難症、子宮内膜症の「治療」のために服用するピル(LEP(保険適用))の2種類があります。
ピル外来では、簡単な問診票に御記入いただいたあと、症状やライフスタイルに合わせてご相談に応じます。処方の際には、内診台での検査はいたしません 。
また、ピル服用中の健康管理として、半年?1年ごとに血液検査や乳がん・子宮がん検診、感染症のチェックをおすすめします 。
月経周期変更 ※自由診療
生理が試験・旅行・結婚式などに重なりそうな場合、女性ホルモン(中容量ピル)のお薬を1日1錠内服することで生理を調節できます。
生理を遅らせたいときは、生理予定日の5日前から内服開始します。内服している間は生理を止めることができます。
生理を早めたいときは、ずらしたい生理のその前の生理中(生理の5日目まで)に内服を開始し、生理を起こしたい日の2日前まで(10-14日間)内服します。
アフターピル(緊急避妊) ※自由診療
何らかの理由で避妊が失敗してしまった場合、望まない妊娠を避けるための緊急手段として緊急避妊ピルの処方をいたします。
性交渉後72時間(3日)以内であれば、排卵を抑制して受精をさまたげ、また受精卵が着床しないようにして妊娠を回避することができます。ただし、残念ながら避妊率は100%ではありません。
その他、更年期障害(主に漢方薬で治療)、尿漏れ・頻尿など排尿に関する悩みなどご相談にも保険診療で対応しております。
当院で行えないこと
内診、子宮頚癌検診は行えません。(子宮頸がん予防ワクチンは積極的に行っています)
不正出血や帯下(おりもの)など婦人科疾患が疑われる場合は、必要に応じて、婦人科専門医と連携を取りながら診療を行います。
※自由診療料金のご案内
初診 3300円(学生2200円) 再診 550円 *税込価格
これに加えて、以下の薬剤費がかかります。
・低用量ピル(OC:避妊目的)の薬代
初回:1か月1700円程度 2回目以降:3か月5000円程度
※月経困難症がある方は保険診療になります。
・アフターピル(緊急避妊)の薬代
プラノバール配合錠 4錠で1670円
ノボノルゲストレル錠 1錠6350円(より避妊効果が高い)
・月経周期変更の薬代
プラノバール配合錠10日分で薬2300円(内服日数により値段は変わります)